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「自分史」を書く

 

定年後の楽しみとして「自分史」を書きたいと思う人が多いそうです。

他人に読んでもらいたいのであれば、何を伝えたいのか目的を明確にしましょう。

 

 

自分史を書く効果

 

 

 

文章を書くには、まずは「自分史の書き方」などの講座がカルチャーセンターにありますから、受講してみると基礎を学ぶことができます。

文章を書くことは、たとえば脳梗塞のリハビリにもなるくらいに脳への刺激になりますから、どんどん書いてみるといいですね。

 

人の書いた「自分史」を読んだり、名作といわれる自伝を読むと参考になるでしょう。

 

自分の経歴、家族の歴史、社会の年表なども作りながら全体の流れを考えます。

 

できれば手書きよりもパソコンを使いましょう。

訂正するにも、編集するにも便利です。

 

せっかく書いた自分史ですから出版しましょう。

自費出版を事業として行なっている会社は、新聞社、出版社、PR会社などいろいろあります。

個人でやっているケースもあります。

数社に見積もりをしてもらって、ここと決まったら編集者と細かい打ち合わせをし出版部数を決めます。

出来上がった本は、親戚や知人に配るだけでなく、図書館に贈るといいですね。

スペースの関係で置いてもらえないこともありますが、その場合は「国立国会図書館」に送りましょう。

ここは全ての本を保存することになっているので郵送
すれば永久保存してくれます。

 

 

「小説」に転じる?

 

 

たとえば、75歳で作家デビューした加藤廣さん。

「信長の棺」という歴史小説を書いた方です。

さまざまな経験を積んできたことが魅力的な小説を生み出すと考えれば、シニアの作品には大きな可能性があります。

 

「小説作法」というNHK文化センターの講座があります。

実作演習が中心で受講生が書いた作品を批評しながら学びます。

若い人もそうでない人も大勢集まっているようです。

その向上心が、良い作品を生み出すのでしょう。

 

 

まとめ

 

 

文章を書く事に縁が無かった人が、いい作品を書くことがあります。

やはり経験に裏付けられた説得力と、巧まない文章が人の心を捉えるのかもしれません。

 

残しておきたい記録や記憶。

「自分史」にせよ「小説」にせよ、大切なものを残しておくために、時間を使うというのもひとつの選択ですね。

 

 

 

 

hazuki

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