Categories: 継続する仕事

60歳以上の労災事故が増加?でも問題はそこではなく・・・

こんな見出しの記事が目につきます。

特に「転倒」が多いそうです。

確かに、ヘルパーさんにしても、厨房や工場で働く人も、転ぶ、滑る、転倒するという事例がとても多いです。

労災を申請するほどではなくても、いつ大きなケガにつながるかわかりません。

転びやすい場所のチェックは必須です。

 

 

段差・暗い・狭い・滑り止めがない

 

 

まず注意しなければならないのは、移動するときの通路です。

一つの場所にじっとしていることは少ないのではないでしょうか?

また、移動するときは急いでいるので、足元への注意がおろそかになりがちです。

そんな時に、ちょっとした段差につまずいたり、滑ってケガをするのです。

 

手に物を持っているときは特に要注意です。

前が見えなかったり、そもそもバランスを崩しやすかったり、危ないときに体を支え切れなかったり。

 

動作の俊敏さでは若い人には敵いません。

力仕事にしてもそうです。

 

そこを経験で補えるように工夫していかなければなりません。

職場では、同等に仕事を果たすことが求められます。

その「同等」とは、同じことをするということではなく、求められることをきっちりする、ということです。

 

 

「60歳以上」には経験と知恵がある

 

 

正社員もパート勤務も、求められるのは、経験と経験を生かした働き方です。

 

円滑な人間関係を築くことも重要です。

心配り、気配りが職場の空気を良くします。

「求められている役割」をしっかり果たしてゆくことが大切です。

それができてこその「仕事」です。

自分の強みを考えて活かすこと、それが長く働くためには必要です。

つまりは「求められる人材」になることです。

労災申請の対象ではいけません。

 

それはパート勤務でも同じです。

相手が何を求めているのか、リサーチして、自分にできることを考えましょう。

「働く」というのはそういうことです。

ただ、指示に従うのではなく、自分で考えないと働く面白さはわかりません。

その、面白さがやりがい、働き甲斐となって、長く働ける基になります。

 

生き生きとした人生を送るには、そんな「やりがい」や「生きがい」が不可欠です。

 

 

肉体の老化を何で補うか?

 

誰にも「老化」は訪れます。

残念ですが。

それを嘆いている暇はありません。

嘆くよりも、では何ができるのか?

できないことではなく、できることを考えましょう。

 

経理の経験、PCが得意、エクセルが使いこなせる、料理が得意、子育ての経験、などなど。

自分の経歴を見直してみましょう。

知らない分野ではなく、知っている分野で強みを生かす。

それが一番です。

 

 

 

hazuki

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