地方議会議員になる、というのも、いわゆるシニア世代には、一つの仕事です。
私の知人は市会議員ですが、ブツブツ言いながらも楽しそうです。
事実「やりがい」もあるようです。
「非常勤の特別職公務員」となります。
仕事の内容は、議会活動としては、
議会への出席・・・議案審議、定例会、委員会、臨時会、一般質問。登院日数は年間80日~100日くらい。
政治活動としては、
住民の陳情処理、地域問題の解決などがあります。
被選挙権があれば、全国平均では選挙資金は250万円。
選挙カーはレンタル可能。
燃料費、ポスター費用などは一部公費負担してもえらえます。
給与はたとえば東京都議の場合、
賞与プラス報酬で年間1800万円。
これに諸手当、政務調査費も加わります。
(武蔵野市議なら、議員報酬と賞与で年間972万円。これに政務調査費、諸経費など。)
立候補手続きは、各市町村の選挙管理委員会に問い合わせてください。
もちろん選挙に当選しなければなりません。
が、地方着委員になるひとが少ない現状もあって、政治のプロではなく、ビジネス経験のある実務派、素人の市民派などが求められています。
市会議員なら、たとえば町内会の推薦、卒業した学校の同窓会。勤務した会社の応援など、人脈を活かして人数を集めれば、当選は難しくはありません。
その後は地道な活動によって信頼を得ることができれば、再選も可能になるでしょう。
ただし、協力してくれるボランティア、仲間などが周囲にいないと、ひとりでできることではありません。
家族の理解も必要になるでしょう。
まずは身近なところから改革していきたい、という情熱があれば、生きがいにもなる仕事にできそうです。
地域の老人クラブや町内会の世話役もなり手がいないそうです。
特に議員を目指さなくても、必要とされる場所でできることがあるなら、やってみる、そういう気持ちを持てれば素敵ですね。
これと思うこと情熱を注ぐ、
人生100年の時代には、気持ちの持ち方が大事です。
まだまだ、これをやろう、
これができる、
と、年齢を理由に諦めない。
そういう姿勢が一番大事だと思います。