定年後にたとえばハローワークで仕事探しをする
のは、難しいです。
相当数の求人に応募し続け、落ち続けてもくじけず、諦めずにやり通す気持ちがないと、気持ちが続かなくなってしまいます。
「あなた」を知ってくれる貴重な場所を大切に
ハローワークの求人に応募する場合、まず年齢がネックになります。
複数の希望者がいる場合、やはり若い人を選ぶ傾向はあります。
書類選考からスタートすると、どうしても「年齢」からチェックすることが多いからです。
ですから、面接までいかずに、書類選考の段階でお断り、となってしまうのです。
履歴書だけでは「あなた」がどういう人か分かりません。
特技や特別な資格があればともかく、そうでないと、書類選考を突破するのが難しい現状があります。
あなたが長年働いてきた会社で、さらに働けるのであれば、定年後も働くことが可能であれば、収入ダウン、役職の変化等も確認した上で、仕事を継続することをまず考えるのが現実的です。
そこには「あなた」という人を知っている環境があるからです。
「あなた」の能力を必要としているからです。
ただし、定年後も継続した雇用を望むのであれば、会社の受け入れ態勢はどうなのか、早めに当たっておかなければなりません。
場合によっては、関連会社への紹介をされることもあるでしょう。
または、あなたの人脈を生かして、新たな職場を探してみる努力もしましょう。
今までの経験を活かすためには、あなたを知ってくれている人に声をかけて、それが社内の人でも社外の人であっても、仕事を探していることを伝え、どんな仕事がしたいのかも含めて(希望の収入についても)協力を
お願いしておきましょう。
ここという職場が決まらなければ、新たな仕事を探すことになりますが、ハローワークでの一からの求職は厳しいことは覚悟しておくべきです。
自分の出来ることを棚卸し
また、こういう機会にこれまでの仕事を振り返ってみるといいでしょう。
「職務経歴書」を書くつもりで、どんな仕事をしてきたのか、覚書でいいので作ってみましょう。
これは「履歴書」ではありません。
「職務経歴書」です。
会社での部署ではなく、どんな「職務内容」で、どんな「職務遂行姿勢」でやってきたのかを自分なりにまとめます。
知人に紹介を頼むにしても、「履歴書」「職務経歴書」は用意しておきたいからです。
あなたの「問題解決能力」「調整能力」「人材育成能力」「企画力」「クレーム処理能力」といった具体的なプラス面を先方に知ってもらえるようにしておきましょう。
まとめ
会社に残るにしても、雇用形態が変わります。
そこを確認して、納得できればいいですが、そうでなければ知人・友人の伝手を頼って再就職を考えることになります。
その場合、あなたに何が提供できるのかをまとめておくと紹介してもらうにしても話がしやすくなります。
あなたのいわば「武器」を知って、研ぎ澄ましておきましょう。
スポンサーリンク
