ボランティア活動に参加する、というと、若い人が多いというイメージがあるかもしれません。
が、実際には、ボランティア経験者は、60歳代が30%で3人に1人は経験していることになるのです。
具体的な活動
リタイア後に、自分の経験や技術を活かして社会に貢献したいと考える人もいるでしょう。
具体的にどんな活動があるかというと、
最近特に人気があるのが「芸術・文化や社会教育に関する活動」です。
たとえば、美術館や博物館でのガイド、動物園でのガイド、図書館の運営や本の整理をするボランティア活動もあります。
ボランティア活動に興味があるなら、市区町村にある「ボランティアセンター」に問い合わせてみると、ボランティアを求める地元の団体の情報が分かります。
ここで、活動場所、活動内容、活動時間などを確認して、自分にできるかどうか考えてみましょう。
特に「定年後」のボランティアで注意すべき点として、専門の”ボランティアコーディネーター”が、こう言っています。
まずは、会社人間から脱却すること。
年功序列や肩書きを重んじる態度は妨げになる。
地域に溶け込み、自分たちの使命を相手に伝えるコミニケーション能力が大切になる。
NPO法人を作ることもできます。
NPO(Nonporofit Organization)は、非営利団体です。
NPO法人はNPO法に定められた「特定非営利活動法人」になります。
NPO法では17の活動分野が決められていて、この分野での活動にあたり、10人以上の社員がいれば、資本金ゼロでもNPO法人を設立できます。
新たにNPO法人を作って活動することも可能です。
詳しくはNPO法人サポートセンターなどで確認してください。
NPO法人を作ることで、安定した運営が可能になり、息の長い活動ができるようになります。
「社会貢献」を楽しむ生き方
ボランティア活動を通じて社会に貢献する楽しさを知り、地域の人、若い人達と共に学ぶのは、新たな人生のスタートといえるかもしれません。
自分の経験や知識が生かせる場があるのは大きな喜びとなり、生きがいともなるでしょう。
そこからさらに、もっとこういうことがしたい、というものが見つかれば、NPO法人を立ち上げることもできます。
そのNPOは、若い人に受け継がれさらに多くの人のために役立つかもしれません。
あなたの始めたボランティア活動が、はじめの一歩となって広がってゆくかもしれませんね。
まとめ
自分の経験が生かせる喜び、社会に貢献する楽しさには格別のものがあるのかもしれません。
あなたがどういう生き方を選ぶのか、決めるのはあなたです。
後悔のない人生を過ごしていただきたいと思います。
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