経験が生かせる(?)国家資格

 

資格試験はやはり若い人が有利です。

記憶力が違います(失礼!)し、勉強する時間と環境にも恵まれている人が多いでしょう。

ただ、取れる資格は取っておくと、今後の仕事に生かせますから、これまでの経験が役に立つかどうか、考えてチャレンジしてみましょう。

 

 

国家資格・マンション管理士など。

 

 

マンションの管理について、管理組合や、区分所有者の相談に応じる仕事が「マンション管理士」の仕事です。

60歳以上の合格者が多い資格です。

また、挑戦者の4割が50歳以上でシニア世代に目指す人が多い資格でもあります。

 

築30年以上のマンションが増えてきて、修繕の問題がどの管理組合でも、大きな悩みの種です。

適切な助言ができる人をみんな探しているのです。

マンションを買った経験、管理組合の理事をした経験の有る人もいるでしょう。

そういう人はかなり有利です。

とはいえ、「資格」となると広い範囲の知識が必要になってきます。

区分保有、民法、設備関連の知識、管理組合の経理や財務などは、専門学校で勉強する人がほとんどです。

それなりに費用もかかります。

 

そのほか、社会保険労務士も50歳以上の合格者が多いのですが、かなりの難関で合格率は10%以下です。

社会保険労務士は、企業から仕事を請け負って、社会保険の手続き(採用手続きには必須です)労働関連の相談に当たります。

いわゆる「宅建」
宅地建物取引主任者資格は、不動産事業をする人は必ずとらなければなりません。

最近では「不動産投資」のための勉強として資格を取る人も増えています。

 

 

需要が多いのが介護福祉士と、中小企業診断士

 

 

介護福祉士は、高齢化社会では需要がどんどん伸びるでしょう。

仕事に役立つ資格です。

しかし、介護の現場での実務経験が受験資格に必要ですから、ハードルの高い資格といえます。

 

中小企業診断士も需要が多く、独立して仕事をするのに結びつく資格です。

中小企業のコンサルタント業務に当たりますが、自分の経験が生かせる資格と考えてチャレンジする50代以上が多いです。

が、1次2次の試験があり、難関とされています。

 

そのほか「行政書士」もシニアに人気の資格です。

官公庁に提出する書類の作成が主な仕事になります。

会社の設立書類の作成、個人の遺言書作成、など仕事の範囲が広く、独立して仕事をするにしても参入しやすいでしょう。

 

 

まとめ

 

 

資格取得は独学でも可能ですが、時間の使い方を考えると専門学校に通うほうが効率がよさそうです。

仲間がいる、というのはモチベーションを保つのにはやはり大きいです。

そのぶん費用はかかります。

できるだけ短期で結果を出すには、利用できる学校は利用するほうがいいですし、時間をかければ挫折する可能性が高くなってしまいます。

特に50代60代は、記憶力が落ちますから、短期集中で資格を取りたいですね。

趣味ではなく、仕事に生かしてこそ意味があります。

そこを忘れないようにしたいものです。

 

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