「公的雇用」統計調査員・求人開拓員など

 

統計調査というのはしばしば行われています。

国勢調査は5年に一度ですが、地方自治体の労働力調査、小売物価統計調査、家計調査は毎月、社会生活基本調査、住宅・土地統計調査は5年に一度、行われています。

 

 

統計調査員になるには?

 

 

事前に、「登録調査員」として登録しておかなければなりません。

その中から、実際に統計調査が行われるときに、任命されることになります。

 

仕事の内容は、指定された事業所、個人宅を訪問して、調査票等を配布。回収します。

後日の回収になりますから、スムーズに説明。依頼できるコミュニケーション能力が必要です。

不在率が高いので、夜間や休日の活動になることもあります。

 

統計調査に従事中は「非常勤公務員」として扱われます。

報酬は日額単位、自治体によって違います。

6000円から7000円くらい。

調査によって、標準日数が決められています。

65歳位までの、健康で体力に自信のある人、機密保持に責任の持てる人、は自治体で登録申請をします。

 

地方自治体の「統計調査」部門に問い合わせてみるとよいでしょう。

 

 

求人開拓員

 

 

こちらは、ハローワークの嘱託職員、または民間の委託人材会社の契約社員としての雇用になります。

 

ハローワークですと月20万円くらい、民間の場合は時給1250円。

 

仕事内容は、地域の事業所を訪問して求人ニーズを掘り起こすこと。「雇用創出」です。

 

年齢不問での募集が多いですが、地域を足で歩いて周り、企業訪問をしますから、営業経験者、人事労務管理経験者は歓迎されるでしょう。

 

求人開拓員とは別に、ハローワークが嘱託職員を募集していることもあります。

期間限定で、通常60歳未満です(定年があるので)が、ハローワークで確認してみるといいいでしょう。

 

 

職業能力開発センターでの仕事

 

 

転職・再就職を希望する求職者のために、職業訓練や応募の相談に乗る仕事す。

職業訓練の支援にほかに、障害者に対する職業訓練のサポートも行います。

障害者支援については、関連するキャリアがあると歓迎されます。

必要な学歴等はありません。

通常65歳くらいまでが応募対象となります。

報酬は日給制で月に10万円くらいから。

 

都道府県の職業能力開発センター、または労働局、での求人になります。

 

 

社会保険相談員など

 

 

社会保険事務所での事務の仕事です。

年金に対する問い合わせの対応、事務処理など。

期間限定雇用になりますが、公的雇用の場合は社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)加入がついてきますから、給与そのものは多くなくても、魅力ある仕事ではあります。

 

こちらも学歴は特に必要なく、通常、応募は65歳くらいまで。

 

社会保険事務所に問い合わせてみましょう。

あわせて、「国民年金推進員」の募集をしていることもあります。

国民年金滞納者への戸別訪問の仕事です。

 

 

スポンサーリンク