60歳からの就職は「求人情報」と「派遣登録」

 

独立・起業ではなく、公的な雇用でもなく、元気なうちは気軽に働き、お小遣い位の収入を得たい、というのが、60歳からの仕事を探す人のホンネかもしれません。

 

実際の求人をみても、工場での軽作業とか、ビル・マンションの清掃、工事現場の警備、駐車場・駐輪場の管理、調理補助等が多いです。

 

もちろん事務系の求人もありますが、パソコンが使えて当たり前ですし、接客を伴う受付業務などは「年齢不問」と書かれていても、実質年齢で断られることも多いのです。

 

この年齢という壁は、雇用する側が年上の部下を避けるから、という理由であることがけっこう多く、会社の社員全員が若いので、ということもあります。

 

そういう場合は、どうしてもやりたい仕事であれば、自分のやる気と気持ちの柔軟性をアピールして、自ら「年齢」の壁を崩すことが大事です。

 

 

「面接」での注意点

 

 

とにかく面接にこぎつけることができたら、新しいことを学ぶ姿勢をアピールしましょう。

 

経験や年齢は新たな職場ではプラスではなく、マイナスに働くことが多いのです。

 

ですから、言葉は明瞭に、質問は明確に、猫背にならずに背筋を伸ばして、働く意欲を示すようにします。

 

面接は人と人との出会いですから、相手の目を見て話し、よく相手の話を聞きましょう。

 

面接のあとには、できたらハガキでいいので、お礼状を送っておきましょう。

 

今回はうまくいかなかったとしても、別の求人でご縁がつながることがあります。

 

 

派遣に登録

 

 

ハローワークの求人で多いのは、企業の直接の求人ではなく、派遣会社の求人です。

 

企業が直接の求人ではなく「派遣」という形態での「非正規、短期間」の社員を求めることもあって、「派遣」での働き方がシニアにも若い世代にも増えています。

 

まず派遣会社に登録します。

職務経歴、希望職種、勤務条件などを担当者との面談をしながら登録します。

 

求人があれば派遣会社から連絡があります。

 

派遣の場合、交通費が出ないことがありますから、自宅からの距離等も確認しておくべきでしょう。

 

派遣の場合、時給は職種にもよりますが、1200~1400円くらいではないでしょうか。

 

専門職なら派遣でも高給になることもあります。

 

 

まとめ

 

 

派遣にしても、パートにしても雇用されて働くのですから、いつまでも働き続けられるという保証はありません。

 

できれば、在宅でできる仕事、または元気なかぎり長く続けられる仕事に就きたいものです。

 

身体に無理がなくできる、というのも大事な条件です。

 

あなたが得意なことを人に教える、たとえば、料理、書道、華道、盆栽、英会話、ギター、などを自宅で教えるのもいいですね。

 

これは実際、私の知人たちが行なっていることです。

 

自分も楽しみ、人にも楽しんでもらえて、仲間ができる。

 

そういう働き方を模索してみると、新たな生きがいが見つかるかもしれません。

 

 

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