働き方にはいろいろあります。
それぞれの状況によって、その人の状況に合った働き方があるでしょう。
何のために働くのか？
そこをまず明確にしておきましょう。
働く理由と得られるもの
生活のために必要な賃金を稼がねばならないのであれば、時給がわるくなく、長く働ける職場が必要です。
健康のために、というなら、一番身近なのは、たとえば生協の「助け合い」のようなシステムに参加することでしょう。
買い物をしてほしい、家の掃除をしてほしい、庭の手入れをしてほしい、ペットの散歩を頼みたい、など、高齢者が頼みたいことを代行してくれる人をもとめていて、応募すればそれなりの時給で代行業務を紹介してくれます。
ここでの経験から、介護資格を得ようと考える人も多いです。
地元のシルバーセンターに登録して、負担の少ない仕事をしてみるのも良いでしょう。
一番大事なことは、無理なく、「楽しんで」働くことです。
ある程度の年齢になると、「楽しめる」かどうか、これが大げさでなく、人生を左右します。
新たな経験と学びを楽しむこと。
それができるか？
新たな仕事をする場合、覚えるべきことがたくさんあります。
家事代行にしても、各家庭のやり方があるでしょう。
自分の方法を押し付けるのではなく、先方の希望に沿ったやり方を学ぶ姿勢が大切です。
とまどうことがあっても、気持ちにゆとりを持って対応できるのが、人生経験を経た人の強みでしょう。
またそれがなければ、新たな仕事にチャレンジする姿勢は生まれないでしょう。
仕事は最強のアンチエイジング
今、アンチエイジングの化粧品、食べ物、サプリメントがいろいろあります。
しかし、若々しい動き、生き生きした笑顔を得るのに、最適なものは「楽しい仕事」ではないでしょうか？
もちろん「楽しい仕事というものがそこにある」というわけではありません。
「楽しく」仕事をすることができるかどうか、ということです。
朝決まった時間に起きて、女性なら身支度をして、お化粧もして、仕事の内容をチェックして出かけます。
仕事場では先輩に教えてもらいながら、最初は分からないことだらけでもいいのです。
それが当然ですから。
しっかり学びながら、ひとつひとつ覚えていきましょう。
できれば、明るく、笑顔で、質問しながら。
慣れてくれば、動きがスムーズになり、気持ちにゆとりが生まれ、周りや自分の状況を楽しむことができるようになります。
せめて、そこまで頑張りましょう。
直ぐに「無理」と言って諦めないことも大事ですから。
運動を意識するまでもなく日々動き回るのは、筋肉の老化を防ぐにのに最適ですし、仕事の段取りを考えることは脳を使って認知症予防になります。
仕事場への行き帰りには、ちょっとオシャレをするのがいいでしょう。
お化粧やオシャレはまさに絶好のアンチエイジング！
活き活きと毎日を暮らすエネルギーの素です。
「生きる」ことは「活きる」こと
ただ息をして漫然と暮らしているだけでは、「寝たきり」と大差ありません。
もちろん「寝たきり」はもっと辛いでしょうが。
せっかく元気でいるのなら、人生をもっと楽しみましょう。
「楽しむ」とは旅行や温泉、美味しい食事、趣味、ばかりではないのです。
活き活きと過ごすことです。
背筋を伸ばして歩き、『今日』学ぶことにワクワクし、集中して仕事をして、そのあとでお茶やコーヒーを楽しむ。
そういう毎日が送れたら、楽しくありませんか？
人生を楽しんでこその「人生100年時代」です。
もう１００まで元気で働いてしまいましょう！！
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