「すかいらーく」がパート・アルバイトの定年を2019年1月1日から、70歳から75歳に引き上げると発表しました。
現在、65歳以上70歳未満のクルーは約1000人在籍しているそうで、これまでに培った経験や知識を生かして、もっと働きたい人は、健康状態にもよりますが勤務を続けられるそうです。
特に、『年齢を十分に考慮し、週の労働時間は従来通り20時間未満と定めるほか、労働安全衛生法に基づく安全配慮の観点から、70歳以上の勤務者については、勤務時間に1人のみで店舗または事業場にいないことを前提にしている』というあたりは、良く配慮されていると思います。
保険会社で働いている知人は、やはり70歳までだったのが、75歳まで働けることになりそうだ、と言っています。
保険会社の場合はまた、さまざまな勤務規定があるのでしょうが、希望すれば長く働ける現場が増えてきたのは、人生100年時代にあっては欠かせない環境が整ってきたといえるでしょう。
「働く」意味もそれぞれ
健康のために働きたい、
そういう人が増えてきました。
定年退職したものの、家にいても時間を持て余す。
することがない。
外に出て、やりがいや楽しみが欲しい。
適度な運動は日々の生活に不可欠ですし、介護されるよりは、介護する側で働きたい。
これは当然ですね。
また、よく言われる、「老後資金」
いくらあればいいのか?
実際よくわかりませんし、それこそ家族の状態や想定外の出来事によって事態は刻々と変わります。
ですから、「収入」を確保しておくことが一番大事です。
働きながら、健康になって、収入も確保できて、「老後資金」に少しはゆとりができるなら、こんなにいいことはありませんから。
継続できる仕事は続ける!
60代で仕事を始めた人は、できるなら続けましょう。
覚えたこと、体験は、財産です。
それを生かして、長く働きましょう。
生活に一定のリズムができて、張り合いができて、緊張感が生まれ、心も身体もシャキッとします。
これが日々の生活を支え、暮らしを支えるベースとなります。
結果、身だしなみに気を配るようになりますし、世界の出来事やニュースにも敏感になります。
脳もしっかり使いましょう。
好奇心を失わないことが大事です。
気持ちも身体も怠けない!!
筋肉も使わなければ退化します。
身体も脳もおなじこと。
どんどん使わなければ。
仕事があれば責任感が生まれ、コミュニケーション能力も発達します。
ひとりでは結局何もできないのです。
職場の仲間とともに生きてゆくことが人生100年を全うするために良い生き方かもしれません。
支えあい、補い合い、助け合って仕事をしてゆく。
孤独な老人にならないように、心がけたいものです。
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