シルバー人材センターにさくっと登録する

 

ハローワークでの求職はいわば王道ではありますが、年齢的には不利なことが多いのが実態です。

そこで、短期間、かつ臨時の仕事にはなりがちですが「60歳以上」を対象としている「シルバー人材センター」の利用も考えましょう。

 

各地域にありますが、その地域に住んでいる60歳以上の人なら入会・登録できます。

センターが仕事の仲介をしてくれます。

仕事に就くことでの「生きがい」づくりが目的ですから、長時間かつ高収入の仕事というわけにはいきませんが、経験や能力を活かした仕事を紹介してくれます。

 

ですから「就職」というよりは、これまでの経験を何かに役立てたい、地域社会に参加したい、という希望を叶えるような活動を紹介してくれる場、と考えるほうがよいです。

 

紹介される仕事とは?

 

 

シルバー人材センターでは「家事援助」「配布作業」「管理作業」「清掃作業」「除草作業」などが紹介されます。

 

「家事援助」というのは、たとえば、共働きや高齢者の家庭での掃除・洗濯・料理子どもの見守り・送迎高齢者の見守りなどです。

だいたい1日3~4時間の仕事になります。

 

「配布作業」というのは公的機関、市や県の広報や民間のチラシなどを手配りします。

高齢者にとっては「ウォーキングがてら」にできる作業でもありますし、自分の好きな時間にできますから楽しく出来る仕事かもしれません。

1週間に1~2日、2~4時間ほどの作業になります。

 

「管理作業」は、
施設の管理です。

勤労市民センターなど公共施設の受付です。
時間が長くなりますから、午前・午後でシェアリングして働くことが多いです。

野外の施設では駐輪場・駐車場の管理があります。
こちらも、ワークシェアリングでローテーションを組んで従事します。

 

「清掃作業」

これは施設での清掃・マンションの清掃などです。
自分の家の近所で作業ができ、時間も短いので無理なく続けられるでしょう。

一人で作業することが多いですね。
1日2時間程度です。

 

「除草作業」

これは公園などで複数人で行うことが多いです。
主に草が伸びやすい7月から9月の作業になります。

 

 

このような作業は誰でもできる作業ですが、このほかに専門的・技能的な分野の仕事もあります。

技能を活かす仕事としては
植木剪定、左官、塗装、襖・障子・網戸の張替え、
大工(修繕)

さらに、
パソコンの訪問指導、経理事務、などもあります。

これまでの経歴を活かした仕事を探せます。

 

 

まとめ

 

 

シルバー人材センターでは、植木剪定などの技術講習を行っていますから基本的な技術を習得しておくとよいでしょう。

専門家とは違いますが、多少技術は未熟でも、丁寧な仕事は喜ばれますし、専門家よりも安価で受けることが多いので需要はあります。

毎日働くわけではありませんが、無理のない範囲で仕事ができて、収入を得ることもできます。

なにより生きがいを発見できれば、今後の健康維持に繋がります。

長く続けられる仕事も多いので、説明会に参加してみてはどうでしょうか?

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