60歳代の平均は69,2歳!

いくつまで働きたいか?

という最近よくあるアンケート結果のひとつです。

年々この年齢は高くなっているようです。

年金では暮らせない、という不安。

「老後」資金の不足への不安。

したがって、健康の維持、働くためのスキルアップにも注目が集まっている、と。

つまりこれは日経新聞の記事なのですが。

こちら、

【日経新聞1面】高齢者雇用を望む傾向が強まる

 

結論は今後成長が見込める業態、関連銘柄へとつながっています。

リクルートやパソナといった、人材派遣や健康のためのスポーツクラブ経営、資格スクールなどですね。

 

ここ数年、国が進めているのは、高齢者雇用とこれに伴う健康増進。

寝たきりを減らし、入院、通院を減らし、拡大する医療費を抑える、という方針に沿った政策でもあります。

高齢者雇用は働く本人にとって切実な問題であるとともに、国にとっても必要な施策でもあるのです。

 

 

高齢者のための「運動施設」の増加

 

 

また「カーブス」の施設の急激な増加。

ここは特に高齢者向け、というわけではありませんが、実際に通っている人はやはり高齢者が多いように思われます。

また、デイサービスの形態が変わってきて、簡単な体操的なものと、昼食、入浴が主体であったものが、もっとしっかりした体操主体になってきたようにも思われます。

筋肉をつけること、体を動かすことの大切さが理解され、いわゆる「デイサービス」では物足りない人が増えているのでしょう。

 

もちろん介護度が進んだ人はデイサービスも必要ですし、何より家族にとっては貴重な休養時間になりますから、こちらはこちらで必要でもあります。

 

しかし、「働く意欲」または「働く必要性」が健康の維持、スキルアップへの意欲につながるというのは歓迎するべき変化でしょう。

 

特に日本人は「健康寿命」が短く、晩年の数年間は「寝たきり」が多いです。

この現状が変われば『人生100年時代』はもっと明るいものへと変わってゆくかもしれません。

 

 

求められる「スキル」とは?

 

 

実際どんなスキルが求められているのでしょう?

一番多いのは人手不足と言われている介護業界で働く「介護資格」でしょう。

最近は若い人が資格を得て施設などで働くようになってきていますから、「資格」はますます必要になります。

できるだけ早く、まず初任者研修を受けて、次にステップアップするようにしましょう。

そのためには、経験値というか、実務時間が必要になります。

それが足らないと次の資格が得られません。

ケアマネージャーを目指す人も増えていますが、それもまずは実務経験が必要です。

 

資格を段階的に得たいのであれば、時間との勝負でもあります。

ある程度の年齢になっている場合、どこまで資格を目指すのか?そのためにはどれだけの時間が必要か、考えておかなければいけません。

 

また、これまでの職歴を生かすのであれば、経理・語学・パソコン・などのスキルをさらに磨いておきましょう。

「高齢者雇用」が増えてきた、といっても、やはりそれなりのスキルは必要ですし、仕事を得るためにはアピールできるポイントが必要ですから。

 

まとめ

 

 

なにはともあれ、必要とされるのは嬉しいことです。

誰かの役に立っている、と思えば、日々が楽しくなります。

自然に体調を整え、身なりもきちんとして、生き生きと暮らすことができます。

 

そういう活力が一番必要です。

あなたはどうですか?

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